猫好きな方におススメして間違いのない作品、「旅猫リポート」

物語は猫の視点で描かれ、主人公の青年と猫の出会いから別れまでが綴られています。

最初は猫の視点であったこと、有川浩さんの作品が年齢的には若者向けの作品が多いことから戸惑いはありましたが、そのことすら忘れてしまうほど物語に没頭してしまいました。

この作品は猫好きな人の特徴、猫好きならではの思い込み、そして猫の気まぐれ感やツンデレを忠実に作品に取り入れているので猫を飼った経験がある方は思わず頷きながら作品を読み進めていくのではないでしょうか。

もしかすると我が家の猫もこういう風に考えているのかしら・・・?そう思うと猫を抱きしめずにはいられなくなるかもしれません。

また、猫を飼ったことがない方も、この作品を読むことで猫を飼うことの楽しさを感じることができると思います。

1つ、この作品を誰かにおススメする時に言い忘れてはいけない重要なことがあります。それは涙なくして読めない作品だということです。

私も出勤中の電車内で読み進めていましたが、物語が進むにつれ涙が止まらなくなり断念。自身の涙腺が壊れたのでは?と思うほどの号泣をしてしまいました。

悲しくて涙を流し、読み終わり、心に響いたことは「全ての生物にさらなる思いやりを」ということでした。

弱者を見つけては虐待をするニュースを目にすることが増えてきた昨今、このように心温まる物語を子供をはじめ多くの大人に読んでほしいと思います。

ぜひブックオフで安く買って読んでみてください。