湊かなえさんの贖罪を読んだ感想とわたしの考え

私が最近面白かったと思った小説は湊かなえさんの贖罪です。小泉今日子さん主演でドラマ化もしています。

元々湊さんの小説が好きで色々読んでいるのですが、その中でも特に重くまさにイヤミスの女王らしい作品です。

田舎町で暮らす仲良しの女の子5人組が事件に巻き込まれ、そのうち1人の女の子が殺されてしまいます。残った4人はその女の子の母親に責められ罵倒され、罪を償うよう言われます。そしてその後の4人の人生を描いています。

それぞれ罪を償うために生きるものもいれば、怯えて生きるもの、特に気にせず過ごすものもいるのですが、結局みんなその罪に縛られているというお話しです。

男の登場人物が揃いも揃って気持ちの悪い人たちばかりです。特にくまの兄弟という章の兄と妹の話が特に衝撃的でした。

私がこの4人の立場だったらどうするだろうと考えながら読みました。友達が殺されてしまうという恐ろしい現場に居合わせてしまうなんて一生忘れることのできないトラウマだろうなと思います。

自分のせいで、と悔やんでしまうと思います。しかし一生悔やみ続けるのがその子への償いになるのかと考えるとそうでは無い気がします。

もちろんその子のことを忘れないこと。それは重要だと思いますが、自分の人生をしっかり全うすることが大事なんじゃないかと思います。

少なくとも自分も殺人を犯すことはないだろうなと思います。後味悪いけどクセになる、考えさせられる、贖罪、是非読んでみてください。

ブックオフの中古本なら安く買えると思います。